例えば子供達が夢中になるコンピューターゲーム。実を言うと、脳の活動野はものを見る場所や手足を動かす命令を出す場所しか働いていませんが、読み書き計算の基本的なトレーニングを行うことで、前頭連合野が活発に活動します。
そろばんで言えば、右手でそろばんをする時には左脳の運動領域や体性感覚関連領野が活動しますが、同時に左右の脳で前頭前野と頭頂連合野も著しく活動しています。
これら全て高次な領域で、そろばんでの計算は幼児でもできる簡単計算にも関わらず、計算桁数を増やすことで左右の脳で高次な領域活動し、これらの神経システムが知的作業に非常に重要な役割を果たします。
これを、前頭前野-頭頂連合野システムといい、特に重要なのが「一般知能gf」であり、最も伸ばすべき知能といわれており、そろばんによりこの知能が伸びることが期待できます。